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夏休みは“おやつ”と“仕上げ磨き”で虫歯ゼロ作戦!

こんにちは!歯科医師の岩本です。

夏休みは子どもと家で過ごす時間が増え、つい「おやつを好きなときに食べる」ことが増えがちです。実は、この“ダラダラ食べ”が虫歯の大きな原因になります。
食事やおやつを口にすると、口の中は酸性に傾き、歯の表面(エナメル質)が溶けやすくなります。時間が経つと唾液の力で元に戻りますが、間隔をあけずに食べ続けると歯が修復する時間が足りず、虫歯が進行しやすくなるのです。

同じお菓子でも、歯にくっつきやすいキャラメルやグミ、チョコレートなどは、口の中に長く残るため虫歯のリスクが高くなります。
せんべいやチーズ、果物、干し芋などのくっつきにくいおやつがおすすめです。
さらに、ジュースや乳酸菌飲料は砂糖を多く含むことがあるため、普段の飲み物を麦茶や水にするだけでも効果があります。
この時期はアイスも人気ですが、アイスの種類によっても虫歯リスクは変わります。
チョココーティングのバーアイスや、キャラメル・ビスケット入りのサンドアイスなどは歯に残りやすく、砂糖量も多めです。
かき氷タイプやシャーベット系は歯にくっつきにくく、比較的安心です。
食べたあとは水で口をすすぐだけでも、リスクがぐっと減ります。

「うちの子はもう自分で磨いているから大丈夫」と思われがちですが、当院では小学生の間は夜だけでも仕上げ磨きを推奨しています。
永久歯と乳歯が混在する“生えかわりの時期”は、磨き残しが特に増えやすいのです。
毎晩、寝る前に「大人のチェックタイム」として仕上げ磨きをしてあげることで、虫歯ゼロを目指せます。

もし「仕上げ磨きのやり方が分からない😵‍💫」「嫌がって大変😭」という場合は、遠慮なくご相談ください。
お子さんに合わせた声かけや、磨きやすい体勢のコツを医院で直接お伝えいたします。

お子さんの歯ブラシ、1か月以上同じものを使っていませんか? 毛先が開いた歯ブラシは、歯にしっかり当たらず磨き残しの原因になります。
歯ブラシは1か月を目安に交換し、年齢に合ったサイズ・やわらかさを選ぶことが大切です。

当院おすすめは、
0~5歳向けの くまさんまんもう
小学生にはオーラルBやルシェロ
などです。

新導入歯ブラシ『くまさんまんもう』のご紹介

  • おやつは1日1回、時間を決める
  • 歯にくっつきにくいおやつを選ぶ
  • 小学生も夜の仕上げ磨きを
  • 歯ブラシは1か月を目安にで交換(毛先が開いたら必ず交換!)
  • 分からないときは気軽にご相談を

この4つを意識するだけで、夏休み中の虫歯リスクをぐっと減らせます。
歯ブラシ選びのご相談もお気軽にどうぞ!

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