矯正担当医と一緒に笑顔を作る歯列矯正
矯正治療によって、歯並びやかみ合わせが整うと、顔全体の印象が大きく変化します。バランスよく噛めるようになり、顔の歪みが整ったり、歯並びが整うことで清潔感も高まったりします。また、歯並びが整うと、みがき残しも少なくなるので虫歯や歯周病に罹患するリスクが少なくなるなど健康面にもメリットがあるのです。
また、矯正歯科はお子様から大人の方まで、あらゆる方に対応できます。
当院では矯正担当医が
治療を担当します
当院の矯正治療は、日本矯正歯科学会が認定医として認めた歯科医師が担当しています。矯正治療は一般的な歯科の治療とは異なる要素が多いため、専門的知識と経験をより多く要求される分野です。また、小児期に治療を開始して成長を含めてフォローしていく必要もあるため、総合的な判断ができる医師に診療を受けることをおすすめします。
当院ではそれらの点を踏まえて小児矯正だけでなく成人矯正にも対応していますし、多くの症例に対処してきた実績もあります。矯正をお考えであれば、ぜひ当院にご相談ください。
※第4土曜日が矯正特診日となります。(一般診療も終日行っております。)
さまざまな歯並びの乱れ
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01
上顎前突(出っ歯)
上顎前突はいわゆる出っ歯の状態です。指しゃぶりが多い、前歯を舌で押すなどの癖があるとリスクが高くなります。
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02
反対咬合(受け口)
下顎が上顎より前、下の前歯が上の前歯より前に出ている状態が反対咬合です。「しゃくれ」「受け口」とも呼ばれています。
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03
叢生(乱ぐい歯)
歯がバラバラに生えている状態です。汚れが溜まりやすく、かみ合わせのバランスも悪いので特に矯正治療が必要となります。
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04
空隙歯列(すきっ歯)
歯と歯に隙間が生じている状態です。空隙歯列とも呼ばれていますが、特に前歯2本に隙間が空いている状態を正中離開と言います。
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05
交叉咬合
噛んだ時に水平方向に上下の歯列がズレている状態です。「クロスバイト」とも呼ばれています。顎の骨が正常に発育しない可能性があるので早めの矯正治療が必要です。
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06
開咬
噛んだ際に、上下の前歯に隙間が生じている状態です。開咬は、ぽかんと口を開けた状態になりやすく、口呼吸のリスクが高まります。
小児矯正
小児矯正を始める際には「適切な時期」があります。
骨格の成長を利用することで、お子さんにとって少ない負担で矯正治療を行うことができるからです。一般的には乳歯と永久歯が混在する時期に治療を開始するのが適切と言われていますが、治療開始の適切な時期は、成長の仕方や歯並びの具合で異なります。例えば反対咬合(受け口)の傾向がある場合は、早めに治療を開始するほうがより効果的に治療を進めることができます。そのため、親御さんが気になったときにまず相談していただくことを当院はおすすめしています。
お子さんの歯並びと口元を
今すぐチェックしてみましょう
- 歯がデコボコしている
- 舌足らずで言葉がはっきりしない
- 内側から歯が生えてきている
- 「クチャクチャ」と音を立てながら食べている
- 出っ歯になっている
- 指しゃぶりをしている、爪やくちびるを咬んでいる、頬杖をついている
- 受け口になっている
当院の小児矯正治療
拡大床矯正
拡大床とは、永久歯がきれいに並ぶためのあごのスペースを確保するための矯正装置です。ネジ調整式の装置で、脱着可能なので24時間装着する固定式の装置に比べると、お子さんの負担を少なくできます。
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メリット
- 治療の痛みがほとんどありません
- 取り外し可能で、普段通りの食事ができます
- 取り外し可能で、歯磨きや日々のケアがしやすいです
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デメリット
- 装着時間が少ないと十分な治療効果が期待できません
- 異物感や違和感を感じやすいです
- 保険診療ではないので、治療費が高くなってしまいます
ムーシールド
ムーシールドは反対咬合(受け口)が見られるお子さんに有効な矯正装置です。マウスピースのような形状の装置を、就寝時に装着することでお口の周辺の筋肉を適正に発達させ、反対咬合を解消していきます。3歳くらいから使用可能で、早期に取り組むことで顎の適切な成長を促す作用があります。
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メリット
- 歯を抜いたり外科治療の必要がありません
- 費用が安くすみます
- 人前に出るときや食事時に器具を外すことができます
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デメリット
- 成長によっては前の状態に戻ってしまうことがあります
- 受け口(反対咬合)にしか効果がありません
- 保険診療ではないので、治療費が高くなります
舌側弧線装置(リンガルアーチ)
舌側(歯の内側)に矯正装置を付けて行う治療です。円弧上の針金を使用するので「弧線装置」という名称がついています。少ない痛みで治療が出来ますし、歯への負担が小さいことも大きなメリットです。
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メリット
- 装置がほとんど目立ちません
- 前歯が引っ込みやすくなります
- 虫歯トラブルになりにくいです
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デメリット
- 発音がしづらくなります
- 歯磨きが難しくなります
- 表面矯正より費用が高くなります
- 保険診療ではないので、治療費が高くなります
舌側拡大装置
舌側に取り付けることで矯正を進める装置です。歯の内面につけるので、外観上の違和感が無く、周囲の人に矯正していることが気づかれにくいメリットがあります。固定式なので歯科医院でしか脱着できません。
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メリット
- 装置がほとんど目立ちません
- 前歯が引っ込みやすくなります
- 虫歯トラブルになりにくいです
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デメリット
- 発音がしづらくなります
- 歯磨きが難しいくなります
- 表面矯正より費用が高くなります
- 保険診療ではないので、治療費が高くなります
成人矯正
「矯正治療は子どもの時にするもの」というイメージを持つ人は少なくないようです。
確かに小児期の矯正にはメリットが多数あります。しかし成人してからの矯正ができないというわけではありませんし、成人矯正にもメリットはあります。大人であればすでに成長が完成しているので予想外の変化が起きにくく、治療計画が立てやすいことや、ご自身の考えで矯正治療を始めるので、モチベーションを維持しやすいことなどです。
当院の成人矯正治療
ワイヤー矯正
歯面に張り付けたブラケットという部品にワイヤーを通して、張力を使って歯並びを整えていく矯正装置です。ワイヤー矯正は適用症例が多く、治療費を抑えることができるなどメリットが豊富です。金属のワイヤーやブラケットの見た目の違和感を避けたいという方に向けて、歯の色に近く目立ちにくい装置もあります。
固定式の装置なので、歯磨きの仕方に注意が必要ですから、歯磨き指導も丁寧に行っています。
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メリット
- 正しい噛みあわせと歯並びを手に入れられます
- ブラッシングがしやすくなり、磨き残しが減ります
- 見た目の改善が期待できます
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デメリット
- 矯正器具装着時は、見た目が悪くなってしまいます
- 矯正器具装着時は、丁寧な歯磨きが必要となります
- 保険診療ではないので、治療費が高くなってしまいます
料金表
調整料 | ¥3,300~¥5,500(税込み) |
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小児矯正 | ¥250,000~¥700,000(税込み) |
成人矯正 | ¥550,000~¥850,000(税込み) |