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あや先生ブログ

日本睡眠歯科学会に参加し、BLS講習を受けてきました

こんにちは!歯科医師の岩本です。

先日、日本睡眠歯科学会の総会・学術大会に参加してきました。

睡眠と歯科は一見関係がなさそうですが、実はとても深いつながりがあります。
たとえば、お口の機能の発達不全や低下によって、いびき睡眠時無呼吸症が引き起こされることがあるんです。

舌の位置や呼吸の仕方、かみ合わせなど、歯やお口まわりのバランスが整っていないと、眠っている間の呼吸にも影響してしまうことがあります。

今回の学会では、そうした症状に関する最新のガイドラインや、日常診療でのサポート方法について学ぶことができました。

また、学会の中で行われた BLS(一次救命処置)講習にも参加し、
日本救急医学会認定BLSコースの受講証と、一般社団法人日本救急救命士会の修了証をいただきました。

日本救急医学会認定BLSコースの受講証
一般社団法人日本救急救命士会の修了証

BLS(一時救命処置)とは

心肺停止呼吸停止窒息した方に対して救急車が到着するまでの間に行う応急処置のことです。

一般的に、救急車を呼んでから到着までには10分前後かかるといわれています。
倒れた人が心肺停止状態の場合、1分経過するごとに7~10%ずつ救命率が低下し、救急車が到着するまでなにもしないでいると、生存退院率は20%以下に低下してしまいます。

歯科医院でも、急な体調変化や緊急対応が必要になる可能性はゼロではありません。

もしものときに落ち着いて対応できるよう、昨年スタッフ全員で救命講習を受けました。
今回の学びも共有し、これからも安心・安全な診療体制づくりに努めていきたいと思います。

小さなお子さんからご家族の方まで、みなさんが安心して通える歯科医院でありたい——

そんな想いを大切に、これからも日々の診療と学びを続けていきます🌈

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