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【第1回】ロイテリ菌ってご存じですか?お口と体の“菌バランス”を整えるという考え方
こんにちは。歯科医師の岩本です。
当院では昨年より、スウェーデンのバイオガイア社の「ロイテリ菌」製品を販売していますが、みなさんはロイテリ菌をご存じですか?

「口臭が改善した」「朝のお口のネバつきが気にならなくなった」など、
SNSやYouTubeで紹介されることもあり、気になっている方も増えてきているように感じます。
一方で、「何に良いの?」「サプリみたいなもの?」と、まだイメージしにくい方も多いようです。
私自身は、お口の中の菌のバランスを整える目的で取り入れていますし、
子どもには風邪をひきにくいように、日頃の体調をサポートする気持ちで摂取させています。
勉強会などを通して安全性や効果に関する研究がしっかりしていることを知り、
「これなら安心してご紹介できる」と感じたため、正規取扱店として取り扱いを始めました。
そこで今回から3回にわたって、ロイテリ菌について紹介していきたいと思います。
ロイテリ菌とは?
ロイテリ菌は、私たちの体にもともといる“善玉菌”のひとつ。
母乳やお口の中に自然に存在する、安全性の高い乳酸菌です。

口の中にとどまることで、
- むし歯菌(ミュータンス菌)
- 歯周病菌
- 口臭の原因菌
といった“悪玉菌”の増えすぎを抑える働きがあります。
実際に世界中で多く研究されており、
- 歯ぐきの出血が減った
- ミュータンス菌が減少した
- 歯ぐきの腫れが抑えられた
- カンジダ菌の増殖がほぼ完全に抑えられた
など、さまざまな効果が論文で報告されています。
ロイテリ菌で期待できる働き

代表的な働きをまとめると
✔ むし歯予防・歯周病予防
ロイテリ菌は、むし歯菌や歯周病菌が増えすぎないように調整します。
歯ブラシだけでは届きにくい部分のケアにも役立ちます。
✔ 口臭対策
口臭の原因となるガスを作る菌も抑えるため、
「朝のネバつきが減った」「口臭が気にならなくなった」
という声もよく聞かれます。
✔ 乳幼児のアトピー性皮膚炎の改善報告
臨床試験では、ロイテリ菌を継続した乳幼児で
湿疹面積が57%減った という報告もあります。
✔ 便秘・下痢など腸内環境にも
乳酸菌の一種なので、腸内環境を整える働きがあります。
✔ 日常の免疫サポート
ロイテリ菌が作る“ロイテリン”という天然の抗菌物質は、
良い菌が働きやすい環境づくりを助けます。
こうした“全身とお口をつなぐ作用”が注目されています。
次回のお知らせ
第2回では、「バクテリアセラピー」の考え方と安全性についてお話しします。
ぜひ続けて読んでみてくださいね。
